備えよ、日本人

昨今、災害が発生した場合の対策について色々考えられていますが、なぜか「災害に遭わない」ための方策については、不思議なほど聞きません。
この理由は、人が災害に遭わないことを第一に考えて一気に行動や選択を行ってしまうと、国にとって目先的に少々不都合だからだと思われます。

しかし、そんなことは知ったことではありません。

現代人は、国があるのが当たり前として生き、死んでいきますが、国なんてものが存在するのは、せいぜいここ数千年程です。
対して、ホモ・サピエンス(現生人類)はざっと15万年前から生きています、国なんて無くても人間は生きてきたのです。

国というのは、人がいないと成り立たないものです。無人の国なんてあり得ませんから。
つまり大災害時でも、人が生き残れないと国も生き残れないわけですで、どちらが重要かなど幼稚園児でも判ることです。
この辺で一度、国の都合に囚われない、災害があっても自分は被害に遭わない方法を考えてみませんか?

こう言うと、短絡的な人は「利己的だ!」と思うかもしれませんが、そうした人にはっきり言っておきます、お前は阿呆か、そうでなければ人でなしだ、と。

国民全員が、災害に遭わないことを第一に、行動・選択を行っていけば、いずれ国や社会もそれを前提とした形に変化していくはずです。
そうしてできた国や社会は、今の世に比べて非常に災害やその被害者が少ない、国民の安全を最優先としたものになっているはずが、そうなることが不都合だとは言いませんよね?

まさか、それは気に入らんから、これまで通り度々災害に遭いながら生きていけと?
そんなことを言い出す国に価値があるとは思えませんよね?

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