気候変動に備える

先にはっきり言っておきますが、「二酸化炭素の排出が」とか、「温暖化を止めよう」とか、言っている方も信じている方も、かなりどうかしています。
気候は人間がいてもいなくても変動するものです。
ここ最近の人類が過ごしてきた気温や環境が人間にとって丁度良かったとしても、それは人類だけの勝手な都合です、そんなことに関係なく、地球の気温は長大なサイクルで変化していくものです。

「縄文海進」というものをご存じでしょうか。
縄文時代に温暖化が進み、海面が120メートルほど上昇したのですが、それって当時の人類の活動のせいでしょうか?

恐竜のいた時代には、地球の大紀の二酸化炭素濃度は現在よりも4~10倍も高く、平均気温は時期にもよりますが今より5~10度程は高かったようですが、この辺のことをどう説明するのでしょうか?

人間の活動など無くても、地球の環境というのは、それ程にも変化するものなのです。
そもそも人類が1年間に排出する二酸化炭素の量なんて、ちょっとした火山が噴火すれば、簡単にそれを上回る量が排出されます、これに誰も言及しないのは、悪意と人を馬鹿にする意図しか感じません。

「このままでは氷河が全て溶けてしまう」・・・人類がいてもいなくてもそのうち溶けます、地球は氷河期と氷河の無い期間(温室時代)とを交互に繰り返しています、なお現在は氷河がありますから氷河の期真っ只中です。

「温暖化で生態系が変化してしまう」・・・生物の誕生以降、生態系は変化しまくっています、人類もその変化の中で生まれてきました。変化しなかったら、地球には今もバクテリアとかしかいません。

温暖化がどうこうと騒ぐのが、いかに愚かなことなのかお判りでしょうか。
それとも、変化すると人間にとって都合が悪いから、という勝手な都合で、地球の気候変化の大きなサイクルを、今の気候のまま永遠に止めてしまおう、とでも言い出すつもりでしょうか。

なお地球の温暖化・寒冷化の波については、既に「ミランコビッチ・サイクル」という理論で説明されています、人間の活動など関係無いのです。

難しい理論を持ち出さなくとも、過去の地球が温暖化・寒冷化を繰り返してきていることは明らかです、つまり変化するのが普通であり、変化しない方がおかしいのです。
現状は単に金儲けをしたい一部の人間が、資本を背景に科学者を黙らせ、非科学的なことでも簡単に信じてくれる多数派の人々を躍らせて儲けているだけなのでしょうが、言っていることが聞くに堪えない意味不明な理屈ばかりで頭が痛くなります。

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