地震に備える

地震で生じる被害と状況は、ざっと以下となります。
  • 揺れによる、家屋や建造物の破損・倒壊・崩壊等の直接被害
  • 地盤の液状化により発生する各種被害
  • 土砂崩れ等の崩落系の被害及び、それによる自然ダムの形成・決壊等による二次被害
  • 津波による全ての被害
ここまでは原始時代でも発生する被害ですが、それに加えて現代では、
  • ライフライン寸断による生活環境の崩壊
  • 医療環境の崩壊
  • 感染症の発生・蔓延
  • 救助・復旧・避難に際しての二次被害
  • パニックや略奪による対人被害
  • 原発が事故を起こした場合、放射性物質放出
最も重要なのは、当然ながらなるべく被害を避けること、つまり地震の危険の高い地域に住まないこと、住んでしまっている場合は早急に引っ越すことです。
地震、特に大きな地震は広い範囲を揺らしますが、揺れ方は地質によってかなり異なり、震源から等距離であっても、強く揺れる場所、あまり揺れない場所があります、それを理解してよく考え、なるべく揺れない場所(地盤の強い場所)を選択して住むべきです。

津波の被害の想定される地域は論外です、詳しくは津波の項目をご覧下さい。

根本的に、堆積物で構成された海沿い・川沿いの平野部は地震に弱い上、津波の危険もありますので、安全な場所とは言えません。
数時間後なのか数十年後、もしかしたら数百年後になるかもしれませんが、遅かれ早かれ、いずれ大きな災禍に襲われると考えて間違いありません。

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