リーマー比較 - Victorinox vs Wenger
ビクトリノックスの方は先端が鋭く、片側に刃がついていて形状的に穴を穿ち易くなっており、また穿った穴に糸・紐を通すための穴もある。
ただ布類に対して使うと考えた場合は微妙だ、先端が鋭過ぎるのと、刃が付いているため刺す時に繊維を痛めてしまうからで、そう考えると穴の存在もちょっと微妙になってしまう。
結局は、主に皮や木材等に対して使うべきツールだろう。
布類に対して使うのであれば、生地を傷めず繊維の隙間を広げる形で穴を穿てるこちらの方が向いているが、それなら糸・紐通しの穴が欲しかった気もする、65mmモデル「Pocket Tool Chest」のリーマーや、ラージモデルのリーマーには、ちゃんと穴が開いているのに、この点は惜しい。
なおビクトリノックスのような刃物的な鋭さはないものの、木材等に対しても普通に穴を穿つことはできる。
このリーマーだが、現行ウェンガー系モデルでも、全てビクトリノックス式に統一されている。